『AI開発に必要な”アノテーション”とは?』

2020.1.16

【E-gates Africa News Vol.11】
〜世界のニュースをアフリカの視点から〜
『AI開発に必要な”アノテーション”とは?』

ソフトバンクグループで代表取締役会長兼社長の孫氏は◯◯に総額約25億円を投じていて、「大学入試科目にも◯◯を入れた方がいい」とも発言している。◯◯はずばり「AI」。孫氏は特に自動車と医療の二つの分野に集中すべきだと述べている。

そんな中、AIを賢くするために必要な「アノテーション」という仕事も徐々に規模を拡大している。

AIは開発当初は無知なため、人間が答えを教えてあげる必要があり、その作業が「アノテーション」だ。例えば、「トマトはこれだよ」とトマト畑の写真からトマトだけをマークし、その後も「トマト」「トマト」「トマト」・・・といった具合に写真をマークし続けて学習させる作業だ。

ニュース②③にはそのアノテーションについての記事を掲載している。
アノテーションは誰でもできるような単純作業がほとんどのため、労働コストの安いインドなどの東南アジアやアフリカで行われていることが多い。

弊社(現在はJongorogoseiに分社)も「ほんの一部」ではあるが同分野を担っている。多くの企業がアノテーションを行っている中で、コストメリットだけでなく高品質や短納期などのさらなる差別化要素を持って今後の戦略を考えていかなければならない。そしてアノテーション自体の自動化も進んでいる。さてさて、弊社も次なる一手を打たねば…

以下AI・アノテーション関連記事3本
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ニュース①
Bloomberg (2019/12/17)
「ソフトバンクG孫社長、大学入試「AIを試験科目に」-日本後れ危惧」
https://www.bloomberg.co.jp/…/art…/2019-12-17/Q2MWYKT1UM0Z01

孫社長はAIを大学入試科目に取り入れるべきだと発言した。
日本が抱える高齢化に対して自動運転やがんの早期発見を推進することが国力の増強に繋がるとの認識を示し、日本がAI分野にて世界をけん引役になり得るともみている。
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ニュース②
Forbes (2019/5/28)
「GoogleやMicrosoftはアフリカにおけるAIラベリング(アノテーション等)の労働力を頼りにしている」
https://www.forbes.com/…/google-microsoft-banking-on-afri…/…

AI開発において必須な教師データ作成の市場は2018年には5億ドル、2023年末には12億ドルに達すると予想されている。
一般的な慣行としてもそうだが、GoogleやMicrosoft等の企業も教師データの作成をケニアのSamasourceにアウトソーシングしている。AIは開発会社がよく称賛されるが、基礎を築いているのは低賃金労働者たちなのだ。
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ニュース③
World Economic Forum (2019/8/12)
「The new assembly lines:AIに低スキルの労働者も必要な理由」
https://www.weforum.org/agen…/2019/…/ai-low-skilled-workers

AIによる仕事のすべてが高度なわけではなく低スキルな人々でも行える仕事が存在する。
現在の機会学習は「教師あり学習」という手法が用いられており、そのためには人の手で情報が加えられた教師データが必要である。これは大部分が労働コストの低い地域で行われており、雇用機会を生み出すことにも繋がっている。
しかし激しい市場競争による賃金の低さという負の側面も有している。
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