『アフリカの電化は二刀流』

2020.1.23

【E-gates Africa News Vol.12】
〜世界のニュースをアフリカの視点から〜
『アフリカの電化は二刀流』

まだまだ非電化地域が多く残るアフリカ諸国。
ルワンダでも時々停電になり、とても不便な思いをすることがあるが、こうした環境を逆に利用して上手く電力を確保しようという動きもある。

例えばルワンダのある会社の新社屋は屋根全面にソーラーパネルを設置し、自家発電と電線から供給される電気の双方を活用するそう。
このように電力供給方法を組み合わせて、クリーンエネルギーを利用しながら産業用電力を確保する動きはまだまだこれからだが、双方がバランス良く実現できると良いのではないか。

以下、ソーラー発電関連記事3本
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ニュース①
Visual Capitalist(2019/11/27)
「図::12億の電気へアクセスを持たない人々」
https://www.visualcapitalist.com/mapped-billion-people-wit…/ 

図は世界各国の電気へのアクセス率を示したもので、特にアフリカ諸国のアクセス率が著しく低い。今まで各国は20%を80%にするには平均25年ほど要したが、小規模な発電方式の普及によってより短い期間でアフリカ諸国が現代世界に参加してくるかもしれない。
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ニュース②
Quartz (2019/7/16)
「オフグリッドである再生可能エネルギーはアフリカの最も大きな2つの問題に立ち向かうことを助ける。」
https://qz.com/…/renewable-energy-jobs-rise-fast-in-nigeri…/ 

分散型再生可能エネルギーの増加は、電化率と共に失業率の改善にもつながる。再生可能エネルギーの雇用は、今後4年間でケニアで70%、ナイジェリアで100%以上成長すると予測されます。
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ニュース③
Smart Energy International (2020/1/20)
「オフグリッドであるソーラー発電に対するアフリカ市場は240億ドルもの価値を有する。」
https://www.smart-energy.com/…/africas-market-for-off-grid…/ 

アフリカの6億人以上(2人に1人)が電力へのアクセスを欠いており、それはオフグリッドソーラーシステムの年間240億ドルの潜在的な市場を示している。あるレポートはソーラーとフィンテックの組み合わせは、アフリカの経済変革を促進し、「銀行にはできない」銀行を可能にし、アフリカの消費者をデジタル経済に組み込む。
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