『気候変動の影響を受けやすいアフリカ』

2020.10.22

【E-gates Africa News Vol.38】
〜世界のニュースをアフリカの視点から〜
『気候変動の影響を受けやすいアフリカ』

今回は、気候変動に関する3本の記事を紹介する。

近年、世界中で地球温暖化による気候変動の問題が深刻となっている。
中でもアフリカは、農業従事者が多いことなどが要因となって最も気候変動の影響を受けやすいと言われている地域だ。

国民の未来の生活を保護するため、アフリカ諸国の政府が力を入れるのがプラスチック規制である。
プラスチックの生産時、焼却時に原料である石油が燃やされることで発生する温室効果ガスの抑制が目的で、すでに全54か国中30か国が何らかの規制を導入している。弊社が拠点を置くルワンダでも、プラスチック袋の輸入・製造・販売・使用は全面的に禁止されている。
https://plasticfs.jp/2019/11/20/africa_de-plastic_approach/

ところが、アフリカの温室効果ガスの排出はわずか3.8%と世界最少のシェアであり、中国の23%、米国の19%、EUの13%と比較すると非常に少ない。
アフリカ大陸は他大陸から”被害を受けている”のだ。(ニュース③)

近年は減少傾向にあるものの、高度経済成長期以降、大量の二酸化炭素を排出してきた日本は、世界をリードする先進国の一つとして、脱プラスチック先進国のアフリカ諸国から学び、気候変動に対してこれまで以上に真摯に取り組まなければならないのではないか。

以下気候変動関連記事3本

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ニュース①
「気候変動によってアフリカが受ける影響」
アフリカ大陸は世界の中でも最も気候変動の影響を受けやすいとされている。理由は4つあり、1つ目は農業に従事している人が多く生活と気象が密接に結びついていること、2つ目はアフリカの気象システムが非常に複雑であること、3つ目は予測される気候変動の程度が他地域と比較して大きいこと、4つ目は気候変動への適応能力が低いことが挙げられる。

https://www.bbc.com/news/world-africa-50726701
From BBC (2019/12/15)

ニュース②
「気候変動に対して最も脆弱なサブサハラアフリカ」
IMFの首長は、サブサハラアフリカは気候変動に対して他のどの地域よりも脆弱であり、気候変動はサブサハラアフリカで暮らす人々の生命と生計を脅かし、サブサハラアフリカの経済成長を損なうと述べた。AfDBの総裁は、気候に関する融資を2025年までに2倍の250億米ドルに引き上げ、そのうち50%以上が気候変動への適応に充てられると述べた。

https://www.aa.com.tr/en/africa/sub-saharan-africa-most-vulnerable-to-climate-change/1975596
From Anadolu Agency (2020/9/16)

ニュース③
「【アフリカ】CDP、アフリカ主要48都市の気候変動アクション分析したレポート発表」
アフリカの温室効果ガスの排出は、中国の23%、米国の19%、EUの13%と比較すると、わずか3.8%と最少のシェアである。しかし、人口の約7割が農業による収入で生活しており、干ばつや水資源不足、未整備なインフラ環境によって、同地域は気候変動に対して脆弱で、世界で最も気候変動の影響を受ける地域であるとの予測がされている。
https://sustainablejapan.jp/2020/03/30/cdp-africa-report-2020/47791
From Sustainable Japan (2020/3/30)

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