『日本のCOVID-19に関するヘルステックについて』

2020.5.27

【E-gates Africa News Vol.19】
〜世界のニュースをアフリカの視点から〜
『日本のCOVID-19に関するヘルステックに』

今回は、日本にあるヘルステック企業のCOVID-19に対する施策に関する3本の記事を紹介する。

前回の記事ではCOVID-19と闘うアフリカ各国のスタートアップを紹介したが、
日本国内でも多くの企業がCOVID-19対策の策を講じている。

日本とアフリカ各国の企業で違いを挙げるとすれば、
日本の企業は何かしらの形で病院や行政を通じてサービスを提供する傾向にあるが、
アフリカ各国の企業は顧客に直接サービスを提供することが多い点である。

アフリカ企業の活動に関するニュースはこちらよりご覧いただけます。

以下、COVID-19に関する日本のヘルステック関連記事3本
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ニュース①
「保健所が健康観察アプリ 症状を送受信、職員の負担軽減へ 糸島」
福岡県糸島保健所(福岡県糸島市)は、新型コロナウイルスのPCR検査で陰性だった人を中心に、専用のアプリを活用した健康観察を始めた。アプリ上に自分で体温や症状の有無を書き込んでもらうことで、職員の業務を簡素化。同保健所は「保健所は多忙を極めている。アプリの効率性を実証し、県内の保健所にも薦めていきたい」とする。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/605601/
From 西日本新聞(2020/5/3)

ニュース②
「医療崩壊を食い止めたい、自宅でAI事前問診システムを無償提供へ」
新型コロナウイルスの感染拡大により、全国の医療機関で、感染患者の受け入れ可能な病床数が逼迫している。他の患者の感染が明らかになることでの院内感染も深刻になっている。
そんな中、ヘルステック系スタートアップUbieと医療関係者らの有志が、人工知能(AI)を使った事前問診システムの無償提供を4月28日から緊急開始することを、明らかにした。
https://www.businessinsider.jp/post-211971
From BUSINESS INSIDER(2020/4/28)

ニュース③
「フィリップス、新型コロナウイルス感染症対応の人工呼吸器「E30システム」5月中に数千台規模で日本導入へ(5月1日承認取得)」
世界各地で人工呼吸器の需要が急激に増加し、日本国内においても患者様に必要な数の人工呼吸器の確保が喫緊の課題となる中、フィリップスは新型コロナウイルス(COVID-19)対応の二相式気道陽圧ユニット「E30システム」を開発し、本日日本での承認を取得した。日本においては、5月の連休明けから初期ロットとして数千台規模の導入を開始する。その後は、各関係機関と調整のうえ、状況を見ながら順次導入を計画している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000019698.html
From PR TIMES(2020/5/1)
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