【E-gates Africa News Vol.31】
〜世界のニュースをアフリカの視点から〜
『アグリテックはアフリカの食糧危機を救えるのか』
今回は、アグリテックに関する3本の記事を紹介する。
アフリカの人口は2019年時点で10億6600万人。
国連の予測によると、2050年には21億1800万人に倍増し、2100年には約38億人と世界の人口の3割強を占める見通しだ。(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46414670R20C19A6FF8000/)
人口が増加する一方、COVID-19や気候変動、バッタの襲来などの様々な要因が絡まり、農作物の減収が予測されている。アフリカ大陸に食糧不足の危機が迫っているのだ。
この危機を脱するための手段として、注目を集めているのがアグリテックで、農業及び食品セクターのデジタル化が急速に進められている。
アフリカ大陸がアグリテックを用いて食糧危機を乗り越えた暁には、アフリカ発のテクノロジーが我々の食卓を支える日がやってくるかもしれない。
以下アグリテック関連記事3本
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ニュース①
「農業分野におけるCOVID-19の被害」
2018年にFAOは、アフリカの労働力の54%、なかでも女性の60%以上が農業に従事していると発表した。COVID-19による食料供給の崩壊、市場や資金へのアクセスの制限、価格の下落などが彼女たちの生活を苦しめている。
https://digestafrica.com/women-in-agritech-and-energy
From Digest Africa(2020/6/15)
ニュース②
「COVID-19によるチャンスを掴んだアフリカの食品および農業系スタートアップ」
COVID-19のパンデミックは、農業及び食品セクターにおけるデジタル化を飛躍させる機会となった。本記事では、COVID-19の危機をチャンスに変換したスタートアップの事例を紹介する。
https://disrupt-africa.com/2020/06/african-food-and-agri-tech-startups-seizing-the-opportunities-of-the-covid-19-crisis/
From Disrupt Africa(2020/6/8)
ニュース③
「モバイル、AI、ドローン技術がアフリカの食糧危機と闘う」
世界銀行は、COVID-19によるロックダウン、気候変動、武力紛争、バッタの発生など様々な要素が絡まり、アフリカの農業生産が減少する可能性があると警鐘した。食糧危機と闘うため、モバイルプラットフォーム、AI、ドローンを使用したアグリテックが積極的に採用されている。増加する人口を養うため、今後12年間で食料生産を60%成長させる必要があり、アグリテックがそのカギを握っていると言っても過言ではない。
https://www.cio.com/article/3432218/how-mobile-apps-are-driving-the-african-agricultural-tech-revolution.html
From CIO(2020/5/24)
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