『リープフロッグのその後』

2020.8.19

【E-gates Africa News Vol.29】
〜世界のニュースをアフリカの視点から〜
『リープフロッグのその後』

今回は、アフリカの通信に関する3本の記事を紹介する。

アフリカ発イノベーションの代名詞「リープフロッグ現象」

これまで先進国が歩んできた道のり、たとえば農業→軽工業→重工業→サービス業といった段階的発展を経ず、いきなりICTを使った先端テクノロジーでイノベーションを起こし、ダイナミックに発展することを指している。(https://fq.yahoo.co.jp/Africa/1.html

銀行口座を持たない人々にお金の送金を可能にしたモバイルマネーはその代表例。

回線が弱いなど基本的な課題が存在する一方、モバイルマネーに次いで5GやeSIMなど通信分野において新たな取り組みがなされており、アフリカでさらなるイノベーションが起こる日がやってくるかもしれない。

「5Gの前にまずは4G、もっと言えば地方の3Gを整備してほしい」いう本音はあるものの、彼らの情熱ややってみようの精神は通信分野においても健在で、リープフロッグのその後の動きに世界が注目している。

以下通信関連記事3本
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ニュース①
「MTNが南アフリカの5G競争に参入」

アフリカ最大の通信プロバイダーMTNが、南アフリカで5Gをローンチした。南アフリカではロックダウンにより、オンラインアクティビティ・モバイルネットワークトラフィックが急増したことから、5Gの需要は拡大している。
https://weetracker.com/2020/07/03/mtn-has-finally-joined-the-race-to-expand-5g-in-south-africa/
From We Tracker(2020/7/3)

ニュース②
「最初のeSIMが西アフリカで誕生、SIMの進化」

MTNグループの子会社MTNナイジェリアが、西アフリカで初めてeSIM(組み込みSIM)サービスを導入した。通常のSIMカードは1人の顧客に対して1つのプロファイルのみを保持可能であるが、eSIMでは1つの組み込みチップで複数のネットワークプロファイルを使用することが可能。一方、対応するスマートフォンが限られているため、eSIMの流行まではしばらく時間がかかるだろう。
https://weetracker.com/2020/07/16/e-sim-virtual-sim-card-africa/
From We Tracker(2020/7/16)

ニュース③
「1億人をインターネットに繋ぐMTN」

MTNグループは、21の市場に2億5700万以上の顧客を抱え、1億人のアクティブデータユーザーを持つアフリカ最大の通信プロバイダー。同グループは、3Gおよび4Gのカバレッジの拡張、スマートフォン普及の加速、価格の変革により、モバイルインターネットの普及拡大に対する障壁を克服している。
https://www.mtn.com/mtn-group-works-to-bridge-the-digital-divide-connects-100-million-to-the-internet/
From MTN(2020/6/25)

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