『AIやアプリケーションがアフリカ農業、そして世界の食料危機を救う』

2019.11.14

【E-gates Africa News Vol.1】
〜世界のニュースをアフリカの視点から〜
『AIやアプリケーションがアフリカ農業、そして世界の食料危機を救う』

これまでアフリカ諸国は農業の低生産性に悩まされてきた。原因は土地の使い過ぎによる土壌の肥沃度の低下や気候、疫病などが挙げられる。さらに農家は農業の低生産性によって十分に儲けることができず苦しんできた。

しかし現在、農業の生産過程や疫病予防にAIやアプリケーションを導入し、生産性向上を目指す動きが活発だ。

この先、AIやアプリケーションの活用がアフリカの農業ではますます進んでいくことが予想される。

加えて、記事に掲載されている技術等はアフリカのみならず今後食料危機を迎えようとしている全世界で活用されていくだろう。

以下アグリテック関連記事3本
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ニュース①
Forbes Japan(2019/10/16)
「コーヒー農家を支援 アフリカで農業プラットフォームが始動」
https://forbesjapan.com/articles/detail/3021

コーヒーの消費ペースに生産が追いついていないという問題をAIを用いたITプラットフォームを活用して解決しようとしている。最終的にはコーヒーだけでなく、多くの食料供給にてAIプラットフォームが利用されるかもしれない。
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ニュース②
The New Times(2019/10/16)
「Will new ICT-led approach eliminate banana wilt disease?」
https://www.newtimes.co.rw/…/will-new-ict-led-approach-elim…

バナナはルワンダの主食の一つであり、農業にとっても重要であるが長年疫病に悩まされてきた。しかしICTを活用した解決策(アプリケーション)は小規模に、即時に感染したバナナを取り除くことができるため、活躍が大いに期待されている。
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ニュース③
Venture Burn(2019/6/26)
「More than 90% of Africa’s agritech market remains untapped says new report」
https://ventureburn.com/…/africa-agritech-market-untapped-…/

アフリカにおけるアグリテックサービスの数は年々増加しているが、未だに90%以上、22億ドル以上の価値がある市場である。農業農村協力技術センター(CTA)は”Digitalisation of African Agriculture Report 2018-2019”において「登録農家数とデジタルソリューション数の両方で年間40%以上の成長が見られ、2030年までにアフリカのアグリテック市場が地域の農家の大部分に到達する可能性が高い」と述べ、これからアフリカにおいてアグリテック市場が急成長することを示唆している。
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