【第2回】インターンブログ ~多くのトラブルから見えた自分~

2024.8.23

    

こんにちは!ゆーたです

 

早くもこちらに来て3か月が経ちました。

仕事とプライベート、どちらもトラブルだらけですが、そんな生活を楽しめています。

 

ルワンダにはプールがあって、そこにJongoroのメンバーと遊びに行ったんですけど、調子に乗ってたら携帯をプールにダイブさせてしまい、無事水没しました。

iphone13、耐水ですがアウトでした。中に水がたまり、携帯のカメラの内側に水滴がつき、カメラが使えなくなりました。

皆さん、ルワンダのプールにスマホを入れてはいけませんよ。

 

他には、ビザをオンラインで申し込んでたのに入国審査の時にそのビザを発行してもらえず、追加で料金を払わないといけなかった。

などなど、なかなかヘビーなトラブルがありました。

 

そして仕事でも前代未聞のトラブルをはじめ、様々なトラブルが立て続けに起こっていました。

今回は僕がその経験を経て見つけた弱み、そしてそれを踏まえた次へのステップをご紹介したいと思います。

 

 

(この数時間後には水没で半泣きになってます)

 

 

トラブル続き。怒涛の5月と6月

タイトルにもあるように、5月と6月はトラブル続きの月でした。

 

まず5月。5月は何といっても東アフリカのでの海底ケーブルの断線による大規模なネットワーク障害がありました。

軽く説明すると、何らかの原因で海底にあるネットワークケーブルが切れてしまい、東、南アフリカでインターネットがほとんど使えなくなってしまったのです。潜水艦によって切られてしまったとか、明確な理由はわかっておりません。もしかしたらとんでもない事件の可能性も、、、

 

そしてこの問題が起こってしまうと、我々の会社は大打撃です。全ての仕事でインターネットを使っており、クライアントからオーダーを受け取ることが出来ない、受け取っても送ることが出来ない状態でした。

通常ならバックアップ回線を用意していますが、今回はそれも使えませんでした。

仕事ができないので、泣く泣くシフトの削減をせざるを得ませんでした。お金に対するモチベーションが高いルワンダ人メンバーにとって、シフトを削られることは致命的で、日々フラストレーションがたまっているのが目に見えてわかりました。

 

そしてやっとネットワークが回復し、いつものシフトに戻った6月。事故は続きます。

朝いつものように起きて、携帯を確認するとやけに多い仕事関係のメールと、綾子さんからのメッセージが来ていました。

大事故が起こっています

「次は何事や、一難去ってはまた一難とはこのことやな。」と思いながら何があったのかを確認すると、完成したオーダーをアップロードする際にミスがあったようで、普段大きなミスがないチームにとっては前代未聞の大事故でした。

 

経験したことのないトラブルの対応は大変なものでしたが、自分の能力を理解できるいいチャンスでもありました。

 

トラブルを経て自分について分かったこと

これらのトラブルを経験して、僕は自分に足りないものを見つけることが出来ました。

それは「しつこさ」です。

 

今回これらのトラブルが起こったときに、自分は現地にいる日本人スタッフとして、ルワンダで起こったトラブルをできるだけ詳細に伝える必要がありました。

しかしその際に、自分は漠然とした情報を伝えるだけで、その内容を受け取った人からすると何もわからないという状態が起こっていました。また、自分自身も曖昧にしか理解できていなかったので、何か質問されても、詳しく説明することが出来ていませんでした。

これがどのように「しつこさ

」につながってくるのか?

 

例えば、もししつこく現状の理解に励み、自分が腑に落ちるまで何があったのかを聞き、考えていたら、漠然とした情報を伝えたり、理解が曖昧なまま事を進める事態にはなっていなかったでしょう。

つまり、一つの物事に対してしつこく追及することが出来ていなかったということです。

 

「しつこさ」という観点でいうと、他にも課題はあります。

一つ目のブログで少し述べたように、自分は人の目を気にして、こうされたらどう思われるのだろうかというのをすごく考えてしまいます。そのため、しつこく何度も同じことを言われたら嫌だろうなと思ってしまい、ほかのメンバーとのコミュニケーションの際に、少し引いてしまっているときがあります。

 

そういった点が自分の「弱み」だと気づくことが出来ました。

 

 

トラブルから学んだこと

 このトラブルを経験して学んだことは、自分の弱みだけではありません。こういった事が起きたときの対応の取り方、姿勢を綾子さん、石塚さんから学びました。

 自分はトラブルが起きたときに、自分では冷静なつもりでも、客観的に見たら焦ってしまっていました。また、自分にはわからないからと、解決方法を探すのを他人に任せてしまっていました。

しかし綾子さんと石塚さんは、そういうときこそ冷静かつ根気よく問題の解決のために動いていました。トラブルの原因は何か、どうしたら解決できるのか、次同じことが起こらないようにどのように取り組むか。これらのことを確実に進めていました。

残り3か月の目標

残り3か月の目標には、自分の目標チームの目標があります。

 

まず自分の目標は、もちろん「しつこさ」を追及することです。

自分は、短期的に変化の激しい仕事よりも、長期的に安定した仕事をする方が得意だということが、綾子さんと話していてわかりました。

というのも、自分は新しいことを始めるといった、0から1を生み出すことや、自分にとって

目新しいことをすることが苦手で、例え簡単な作業でも、初めは必要以上に時間がかかってしまいます。

一方で、一度覚えてしまえばそれを継続することは得意です。また、その作業のクオリティを下げることなくコンスタントに続けることには自信があります。

そのため、大きな変化がない、コンスタントに仕事を続けることのできる環境の方が自分にとって合っていると考えています。

 

そしてそういった働き方と「しつこさ」はとても相性がよく、もしこの力を身に着けることが出来ると、忍耐強く一つのことを続けることが出来るような人になれます。

この力を身に着けるためには、一つ一つのことに対して、しつこく納得できるまで追究することが何よりも必要です。めんどくさくてもそれをし続けることが、一番の自分の成長につながると考えています。

 

そのため、新しいことを積極的に受け入れたがらないルワンダ人メンバーに、嫌な顔をされても、その作業が定着するまで何度も何度も繰り返し同じことを伝え、新しいことを教えていこうと思います。

 

チームの目標としては、生産効率を上げるということです。
いただいたオーダーをできる限り迅速かつ丁寧に対応することで、この目標は達成されます。

 

僕がこのために必要と考えているのがメンバー1人1人のレベルアップです。現時点では、作業のスピード、質にばらつきがあります。その差をレベルの底上げによって可能な限りなくすことが、チームとしての目標です。

全体のレベルを上げ、オーダーを安定して対応することで、クライアントからの信頼を得て、受注オーダー数を増やすことが出来ます。

そのため現在は、改めて1人1人の作業レベルをテストするところから始め、その差をどうやったら埋められるかを試行錯誤中です。

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。

早くもルワンダでの生活が半分を過ぎ、様々な経験をさせていただいていると同時に、自分の未熟さに気づかされる日々です。

しかしこれも、このインターンを通してわかることの一つで、自分を見つめなおすとてもいい機会になっています。

 

新しい環境で自分を見つめなおしたい、新しい自分を見つけたいという方にとってJongororoでのインターンはぴったりです。

このブログを読んで、気になったという方は、下記のメールアドレスまで英文のCVと志望動機とともにご連絡ください!

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