【E-gates Africa News Vol.44】
〜世界のニュースをアフリカの視点から〜
『アフリカの自動車市場における課題』

今回は、アフリカの自動車に関する3本の記事を紹介する。

アフリカでは、バス以外の公共交通機関が発達していないことが多い。
そのため、自動車での移動がメインとなり、国民の所得が伸びると必然的に自家用車での移動が増えるという構造がある。
（https://www.jica.go.jp/aboutoda/2013_African_business/vol5/step2_p1.html）

アフリカでも大きなブランドイメージを確立している日本の自動車は、今後もアフリカで販売を加速していくことが予測される。

一方で、道路の未整備や、偽ブランドの流通など、アフリカならではの課題も存在している。

日本企業の技術と経験を活かし、アフリカ特有の課題を解決することは、アフリカの自動車産業の活性化と日本企業のプレゼンス向上に繋がるはずだ。

以下自動車関連記事3本

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ニュース①
「アフリカの自動車市場は2035年までに200万台に達する予測」
現在、南アフリカを除くアフリカの新車販売台数は年間約10万台。その数は、2035年までに200万に増加する見込みだ。さらに、現在、中古車がアフリカで販売される全自動車の80％を占めているが、人口増加、中産階級の増加、GDPの成長などにより、新車の割合が増加すると予測されている。

https://www.globalfleet.com/en/manufacturers/africa-middle-east/features/africas-car-market-hit-2-million-2035?a=FJA05&t%5B0%5D=Africa&t%5B1%5D=new%20car%20sales&curl=1
From Global Fleet (2020/6/16)

ニュース②
「ロックダウンが終了し南アフリカの自動車市場はどのように変化したか、そして人々はどれだけの資金を支払うか」
Trans Union SAが発表する最新の車両価格指数によると、南アフリカの自動車市場は2020年第2四半期に過去最低の数字となった。COVID-19によるロックダウンが主な原因である。第3四半期になると回復の兆しを見せており、8月と9月に融資を受けた新車と中古車の数は前月比で増加した。

https://businesstech.co.za/news/motoring/442106/heres-how-the-car-market-has-changed-in-south-africa-since-lockdown-ended-and-how-much-people-are-paying-to-finance-their-vehicles/
From Business Tech (2020/10/24)

ニュース③
「南アフリカの自動車産業」
2003年以降、南アフリカの自動車産業の技術進歩が著しい。現在、自動車製造におけるほとんどの作業が自動化され、より簡単で、速く、効率的な製造が可能となった。以前は1時間に20台程度の自動車しか製造できなかったものの、現在、同数の労働者で、1時間に100台以上を製造している。

https://theconversation.com/south-africas-auto-industry-highlights-the-social-and-employment-cost-of-innovation-146331
From The Conversation (2020/10/1)

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