【E-gates Africa News Vol.32】
〜世界のニュースをアフリカの視点から〜
『コロナ渦における失業問題』
今回は、COVID-19による失業に関する3本の記事を紹介する。
COVID-19は世界中で失業者を急増させた。
総務省の労働力調査によると、2020年7月時点の日本における完全失業者は196万人。
同時期の米国における完全失業者は1634万人に達した。
(https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/covid-19/f/f02.html)
アフリカ大陸ももちろん例外ではなく、現在約2000万人が失業の危機にさらされている。(ニュース②)
失業者が求職に必死であるのと同時に、企業はリストラなどどんな手段を使ってでも生き残ろうと必死である。それが結果として企業の成長、国の発展に結びつき、多くの人を救うことになるからだ。
以下失業関連記事3本
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ニュース①
「COVID-19とアフリカにおける未来の仕事:フォーマルセクターの労働者の所得損失を削減する方法」
COVID-19のパンデミックは世界経済に前例のない混乱をもたらしており、アフリカにおいても収入の減少や貧困の増大により人々の生活に多大な影響を与えている。主な影響は失業率の増加ではなく、収入の減少と不完全雇用の増加(労働時間の減少)である。
https://www.brookings.edu/blog/africa-in-focus/2020/05/21/covid-19-and-the-future-of-work-in-africa-how-to-reduce-income-loss-for-formal-sector-employees/
From Digest Africa(2020/6/15)
ニュース②
「COVID-19によりアフリカの若者の失業率が増加。被害を軽減するために企業がやるべきこと」
アフリカ連合は、COVID-19のパンデミックにより、「フォーマルおよびインフォーマルセクターの両方で、約2000万人が失業の脅威にさらされている」と推定した。社会不安の結果として失業する可能性が高いのは、主に失業率が高齢者の2倍の若者(15〜24歳)である。
https://www.weforum.org/agenda/2020/06/covid-19-is-likely-to-increase-youth-unemployment-in-africa-this-is-how-business-can-mitigate-the-damage/
From Weforum(2020/6/5)
ニュース③
「南アフリカではCOVID-19により300万人が失業、飢餓も急増」
南アフリカではCOVID-19によるロックダウン中、300万人が職を失い、さらに150万人が収入を失った。特に影響を受けているのは、若者、インフォーマルセクター、女性など不安定な労働者で、純労働損失率は専門職において-5%であるのに対し、肉体労働においては-24%である。
https://mg.co.za/news/2020-07-15-three-million-jobs-lost-and-hunger-surging-amid-covid-19-crisis-survey/
From Mail & Guardian Online(2020/7/15)
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