【E-gates Africa News Vol.4】
〜世界のニュースをアフリカの視点から〜
『アフリカの日々進歩する医療～感染症撲滅へ向けた希望と課題～』

アフリカのヘルスケア事情は長年の研究と先進技術の導入により大幅に進みつつある。

下記ニュースの通り、稀にみる大流行により2,000人以上死者を出した、エボラ出血熱の予防薬が新薬として承認される、ドローンによる薬剤噴霧テストの実施をはじめ、マラリア撲滅に向けたプロジェクトが進んでいるなど、明るい話題も多い。

しかしながら課題も残されている。
ユニセフによると、昨年80万人以上の5歳未満の子どもたちが肺炎により命を落としており、これは39秒にひとりに相当する。（https://www.unicef.or.jp/…/ChildMortarityReport2019_infogra…）

先進技術の積極的な導入と、残された課題への根本解決に向けた取り組みの双方に注目したい。

以下ヘルスケア関連記事３本
——————————–
ニュース①
africanews.(2019/11/13)
「WHO approves Ervebo, the world’s first Ebola vaccine」
https://www.africanews.com/…/who-approves-ervebo-the-world…/

WHOが世界初のエボラ出血熱予防ワクチンとして『Ervebo』を承認。
当薬はこれまで実験ワクチンとして使用されていたが、効果的であるという十分な証拠が得られたことにより、世界初のエボラ出血熱予防新薬となった。
——————————–
ニュース②
africanews.(2019/11/12)
「Nigeria, DRC, Ethiopia among top global contributors to pneumonia deaths」
https://www.africanews.com/…/nigeria-drc-ethiopia-among-to…/

ナイジェリアなどの貧困国で、昨年80万人以上の子ども達の命が肺炎により奪われた。ユニセフ等の保険機関は、忘れられた伝染病の予防と治療における医療サービスへの投資強化を政府に促した。
——————————–
ニュース③
africanews.(2019/11/12)
「Researchers pilot drone spraying to combat malaria in Zanzibar」
https://www.africanews.com/…/researchers-pilot-drone-spray…/

2023年までにマラリアの撲滅を目標としているザンジバルで、新しい戦略の一つとしてドローンを使用した薬剤噴霧テストが実施された。ドローンによる効率的な薬剤の散布により、ハマダラカの数の大幅な減少が期待されている。
——————————–
E-gates.ltd
Africa Consulting Firm
～Go Faster, Do Faster～
https://egates-africa.com
admin@egates-africa.com