【第12回】 Toyota Mobility Foundation アイデアソン~大ちゃんのインターン奮闘記~

2018.11.7

どうも、大ちゃんです(^^)/

今回はToyota Mobility Foundation(TMF)様がルワンダにいらっしゃった際にアテンドさせて頂いた時のことについて書いていきたいと思います!

まずはTMF様のご紹介を!

トヨタ・モビリティ基金は、人や物の移動に係わる各種支援活動を通じて豊かなモビリティ社会の実現とモビリティ格差の解消に貢献することを目指し、2014年8月に設立されました。

この基金を通して、トヨタがクルマづくりで培った技術的知見と環境性能に関するノウハウ、さらにそれを支えるリソースと、世界中の組織の優れたビジョンや経験とを結びつけたいと考えています。

このように力を合わせることで、都市部における交通の課題を解決し、全ての人のパーソナルモビリティを推進し、次世代の移動の自由を生み出していきます。(TMFホームページより引用)

この度、TMF様がルワンダにいらっしゃった訳はアイデアソンというイベントの実施のためです。

また、このイベントはImpact Hub Kigaliと共同で開催されました。

既にアジアや南米などの地域では積極的に活動されていますがアフリカは未開拓でした。

そして、アフリカへの突破口として選ばれたのがルワンダでした!

ルワンダのみならず、アフリカではモビリティ面で多くの問題を抱えています。
また、それらの問題は交通関係のみならず、農作物の運搬など多岐にわたっています。

左上:自転車で100kg以上のバナナを運ぶ人と一度で運ぼうとする過積載のトラック
右上:巨大な荷物を頭に乗せて運ぶ家族
下 :乗客を獲得するためたくさんのオートバイタクシーが密集し危険な現状

今回のアイデアソンはこの様な現状の手助けとなり、モビリティ事情の解決策と成り得るアイデアを発掘するために開催されました!

また、このアイデアソンは外国人だでなく、ルワンダに住んでいるからこそわかる感覚で、ルワンダ人や現地に実際に住んでいる方にアイデアを生み出してもらうというものです!

アイデアソンは
①5日間のファーストセクション(50以上の応募チームの中から選ばれた、15チームが参加)
・オリエンテーション
・フィールドワーク(市場調査や交通における問題点の把握)
・アイデアをチームメイトやメンターなどと思案
・模擬プレゼンとメンターによるフィードバック
→最終日にプレゼン大会と上位5チームの発表

②ファイナルピッチ(上位5チームのみ)
→ファーストピッチから1カ月半の間で磨きをかけたアイデアをプレゼン

以上の日程で開催されました!

バスのトラッキングシステム(深刻な遅延と供給不足の問題があるバス事業へのソリューション)や

農作物運搬用のルワンダ産“電気自動車”の開発
(ほとんどの農作物を人力で運んでいる農村地区の現状へのソリューション)など、

ローカルならではの現地の方の悩みなどを踏まえたアイデアが出そろい、多くのアイデアはIT立国を目指すルワンダならではの、IT技術を取り入れたソリューションが目立ちました!

このイベントでは、ルワンダの今後の展望が楽しみになるアイデアを沢山見る事が出来ましたが、まだまだ途上国ならではの課題を垣間見る場面もありました。

例えば、プレゼンのクオリティ(パワポの文字の大きさ・練習不足など)のような初歩的なことから、自分たちのアイデアにお金を稼ぐ仕組みを組み込む事が重要だと考えられていないところなど、、、

ただ、今回の参加者の多くはルワンダの社会問題を自分たちが何とかするのだという意欲が強く、積極的に改善しようとする姿勢を見ることもできました!

途上国全体では、ビジネス経験の総量の不足が原因で上手くいかない面があるのだと感じた瞬間でした。

今後、経験の蓄積とともにルワンダの成長が加速していってくれたらなと思います!

以上、今回はToyota Mobility Foundation様のアテンド兼アイデアソンに参加した時のことについて綴らせて頂きました。

突然ですが、おそらく次回が~大ちゃんのインターン奮闘記~の最終回になると思います。

お時間御座いましたら、ご覧いただけますと幸いです!

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